- 136 名前:和紙 1/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:23 ID:8goEqtnO
- ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; 時は無情にも過ぎていく 姫は不治の病に倒れ戦士達は絶望にくれていた このとき独りの闇に心を染めた聖職者が静かに笑う 彼らを嘲笑うかのように・・・ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
- 138 名前:和紙 2/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:25 ID:8goEqtnO
- .;:, ;: ;:. .,,、| .;:. .|| ;:,.
lヽ, ,//l|==================================== l, ヽ, / / l. .,:.;: ,;..: .;|| :;: l, `',-ー''''`´´. / l,============{ニ} ;:,;, ;:;:, .!/ . ,!==================================== .! .i.__________________ i!. '´ ,i! ∞ヘ, .!, - !| (;-д)∧ 'i, .i' | .( つ,,^Д)ガサゴソ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .,_,,-ー'´``'、_, _,、イ,,.| ヽ) .`/ /ニ/ / .l l `'、ー,/'´,//`ー、, と,(_,)(,_/ __ ,/ l l l;;l,,/.// :::::,l / / ./l ,i i!,l l;/ /.// ::::::::l ;:;:, ;,.;:, ../ / // i!, .i!, / / // ::::::::,l / l三三l,/ ..l, ヽ,. l⌒l'、/ .,l :::::::,l ;.:,. ,.,.:/ . ヽ, ヽ,. l⌒l .l ,l :::::::,l / ;:,.; ヽ, . . ヽ,l;;;;;;l l .,l :::::::,l ∴`~;: / ヽ,... l⌒l;メ,,l ::::::::,l .;,:.,. /ヽ)llll)=== ヽ,、_,,,l;;;;l/.i,l :::::::.,ll ./ /(ゝ-= -= lヽ,ー'/lolヽ.l. :::::::,l.l, ./ `´ ;:;,:. l, ヽ,i.l`l´ .i :::::::::,l:::l, ./ ;:;:., .l, .l;ll lo-l :::::::::,l ::::l, : / ;:;,.: l, .l,`l/;ll l.l.l . :::::::,l::::::..l, : :::;::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .l, .l`l、;.ll/.,l.ヽ, ;.::ノ :::::::l,..:.;:;;:| ;,:. ;,:.; l, .l,.lヽ.l.,/.lヽヽ,/ :::::::.:l, . | ;:;,: ;;::,;,.:;.:,;`~.;::..l,..`l, l ,,l `/ ::::::::.,l ; ::;,| ;:,.; ;:;,:.;: ; l, l. llニll ,ノl, :::::::::ノ: . ..| ;:,. .l, .l l (,,/ l, ::::::/ : ; ; | ;:,. .l,.l .l l;l l,:::::::/ ; : . , ::| l,l .l l;l .l,::::/ : :. ;; ;;;;:| ;:,. ;::.. ... :.ll .(=)`l l,:/ :;: ; : ; ;; :| l'i!,l,i!'´ l/ ;: ;: ;::;:: :.| ;:;,.: li! i! l, . `''ー───────── .il l!、 ,`ゝ .i'^! ~``'´~l .`l, ,/,l()l::::::::::::::::::l Xl, / `´.l,:::::::::::::::ヽXヽ, / l,::::::::::::::::::ヽX`、, ./ l,:::::::::::::::::::::ヽX`ー、, / l,::::::::::::::::::::::::`ー'´:::l ./ ゝ,-l-l-l-l-l-l-l-l,,ノ /  ̄`''''ー-‐‐''´ ( ,,´-)<タカラ、時間が無えんだ。早くしろ。 ( ,,^Д)<ちょっと待って下さいよ。 この引出が最後なんですから・・・
- 139 名前:和紙 3/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:26 ID:8goEqtnO
- :::,#"" .:,,、 |
.;: ,,,:~~;:..;,:....;:.| lヽ, ./l ;.:;`;:,. ;:,. ;:, ; | .ilゝoくlー‐-'´ ,l | !/ ...::::ヽ! ;,:. ,.;:,.,.;`~,;;::.;:| .lヽ, _ _ u:::i/l :;:,. .`'':..,,.;:| l, ヽ,-ー‐‐-,,/ .,l ;,+::;:.;:, ,.;:#;;:..:.;:,| . !/ .ヽ! ,.;:,.;.:;:,, ;:,;.,. .: | /ヽi! ....:::::::i!ッオ... ;:: ;::,,... ;,:.;:,,,.. | ,i! .-i ...:::::,iヽ, ,:.;,:.,:.~;:, ::: | .,!, /', ´` /~i ´`.:::::!:::i! ;.:, ;:: ,;.:,. ,;.:,. ;:, | / ヽ,//.ヽー, . ̄ ,/ヾ,! .; ;:,.,.,;. | ./ /ー,ゝ, .``') ,-'´ ,ノ |/ .,/~`/ .i`、 ,``) /`(,ノ.ノ'ヽ,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`` .,l`ー' i! ゝー'ヾY/ `´\/ヽ, . i! .i |`、/| `l´__..ヽ,\,ヽ, ;.:,,;: . ;: . ,!, !, | . | llM,M,T.、ハヽ, `'.ヽ .;: ヽ, ヽ, .ll| ̄ ̄(ハノ,,ヽヽ ,ノ ヽ, ヽ, ll| .,/'´~`'ヽ,` ̄ `メ、〃 .ー .ヽ,-ー‐'ヽ, /ヽ,,i!`'ー'´~i! ./、/ .`ー、 .,____彡i!/ .ヽ,_,l :::;;;;;;:::l___, .,ノ / / //l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`(ム.l、 l、l,,l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヽ,ヽ, \\´ .//::l:::::::::::::::::::::::::::::::::'ー'ー'^'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::ヽ,ヽ, / /. //;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;l;;;;;;;;;ヽ,ヽ, \\ (,,^Д^)<それに、この引き出しの中に無いとも 言い切れないじゃないですか?
- 140 名前:和紙 4/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:27 ID:8goEqtnO
,_ /´ ,`ヾ,.、, . / ヽ,ヽ, .lヽ, /l, / )/ヽ, ll>,lヽ,ー''' ,l, ./l, . i! 'i! ii i! // ヽ .l,.,l, ヽ,,--ー‐'` l ,' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ii i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`、 .i,.!/ ` .,ヽ! | i´`ii_,,、! \ .....| .ゝi,. i, | `''´'、,,ノ .. ...| / ,i! ´` /`l !ヽ, | 誰にでも分かる ..|ヽl, ', . ̄イ、/ | __ ..| i!' `ヽ, ('ー, ,i`'、 | .´ .| .` l ..| .ゝ、 ニ)、Y(,/ノノ、/ヽ, | .| / ̄ ̄l .l l  ̄`フ .|ー--、'ヽ,ー',. 'l'__,.i,ヽ,ヽ, | .| l .,イ´ l l /... ....| i |ヽ/| ll|MMT|i! .,ノ | / .l ノ レ'´ /\+α . | i!| | ll| ̄ ̄|.lヾ,/ | | i, .ll.`ー-‐' l,ノ | | ./ ll ,ゝ | ◎入門編... ...| `iー--'´`ヽ√`´ヽ, | | i,;;;;;;; i,;;;;; ::::::::ヽ, | ・Tウィルスとは? ..| i,;;; ::::::::lヽ'''"´⌒''ノ | ・Tウィルスの特徴等 ...| i,;;;;;:::::: l,ノ`'ー-、,/ | ・Tウィルス実験体について ...| i;;;;; :::::::l,::: ;;;;;;/ | ・Tウィルス抗体について .| i,'´⌒`'-l::::::: / ( ,,^д)<ほらね、なんかそれらしき資料がありましたよ。 (-`,, )<・・・まぁいいとして、何だ?この入門編って? しかもこの題名とか・・・よほど暇人が書いたのか? ( ,,^д)<と、兎に角、中が真面目なことを祈りましょうよ。 外見だかで判断しないでさ・・・
- 141 名前:和紙 5/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:27 ID:8goEqtnO
◎Tウィルスについて Tウィルスとは我が社が軍の要請で作った、いわば生物兵器のような物である。 しかし、使用するときは十分注意して頂きたい。 このウィルスは私達の想像を超える、危険性と可能性を秘めたウィルスなのだから・・・ ._____ |干ソブレラ|  ̄ ̄ ̄ ̄ (,, ^Д)<そんな訳で1ページ目ですよ (-`,, )<中は意外と真面目だな。
- 142 名前:和紙 6/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:28 ID:8goEqtnO
◎Tウィルスの特徴等について 私達はTウィルスの完成に歓喜していた。 しかし、実験していくにつれて、その喜びは恐怖と姿を変えていくのであった。 ある一人の研究員が私に「風邪引いた見たいなんで、今日は休む」とか言ってきた。 これが彼の言葉を聞く最後となった。 私はこの時、まだTウィルスが流出して、多数の感染者が出たなど知る由もなかった・・・ ( ,,^Д)<それはそうとして、2ページ目です (-`,, )<ここからが本題だな。
- 143 名前:和紙 7/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:28 ID:8goEqtnO
5月13日の深夜、それは起きた。 彼の体は既に氏んでいた。 なのに彼は動きつづけている。 確実に氏んでおり心臓も止まっていた。 私の頭には一つの嫌な予感が過ぎった。 Tウィルスは死人までも動かしてしまう。 すなわち、Tウィルスに感染したものは一定期間中Tウィルスに体を蝕まれ そして氏に、Tウィルスによって操られる。 ∧,∧ (;;д;;;;) 身震いがした。多数の感染者が出たと言う事は、その感染者もまた・・・ 0;;;iii:::O |;;;;;;;;;| し'`,J ::::::::::::::::::: ::::::::::::
- 144 名前:和紙 8/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:29 ID:8goEqtnO
5月14日 案の定、感染者が氏んでいるのにもかかわらず、動き出した。 私は彼らの事を「ゾンビ」と言うことにした。 彼らは私達、生きているものの「肉」を求めて彷徨っている。 地獄だ。 しかも、どれだけ銃をを撃っても、氏なない。 それどころか、Tウィルスがその反作用で、さらに活性化する。 私達はとんでもない、生物を作り出してしまったのだ・・・ ∧,ヘ ∧,ヘ ∧,,,,, .∧,∧ (;;;;;;д) (;;;;;;;;q);;;;;∀) M (д;;;;) (つ;;;;つ (@;;;;;;つ;;;;;;;;つ ;;;---'=mlllt) .|;;;;;iiii| .|;;;;;;;;|;;;;/|;;メ| WY . /l/ノヽ, .(((/'`.J (((/'`J,/.(;;;;;;) (,,,ノ`'ヽ) ::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::: ::::::::::
- 145 名前:和紙 9/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:29 ID:8goEqtnO
5月15日 私は部屋の片隅に身を潜めていた。 私とともに、戦ったものも皆、氏に、ゾンビと化した。 生きているものは私を含め、数名・・・ しかも私は肩に、味方の誤射をうけてしまった。 激痛で気が狂いそうだ。 そして又・・・・ 話は変わるがいくつか、Tウィルスについて、分かってきた。 ∧∧ ∧,,,∧ .冫(;;;;д) (∀;;;;;;;;) .(;;;;つヽ と;;ζと) | .|llll=='-- く;;;くメヽ .(((/'`.Jヽゝ (;;;;;(;;;;;) :::::::::::::::: :::::::::::::::::
- 146 名前:和紙 10/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:30 ID:8goEqtnO
まず、前文でも述べたように、Tウィルスは氏んだものを動かすこと。 それを可能とする為の、繁殖力の強さを持っていること。 それと、一定の振動を加えるとその繁殖力が、2乗、3乗となっていくこと。 この、繁殖力の強さが異常だ。 風邪のウィルスの繁殖力を「1」としたら、Tウィルスの繁殖力は「100」 この異常な繁殖力により、抗体ができる前に氏んでしまうのだ。 () ..( (;l .) (/ / / /⌒l (l ,/;;;;;;ノ l;) (;;;;;ノ (/ 1 : 100
- 147 名前:和紙 11/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:31 ID:8goEqtnO
Tウィルスの特徴は前文で述べた通りだ。 最後に、この資料を見るものも殆どいないと思う。 この研究所は既にTウィルスの巣だ。 もしこの資料を見たものがいれば、この研究所の自爆装置を作動させて欲しい。 Tウィルスがこの世界を蝕み、新たな征服者とならないように・・・ ( ,,^д)<・・・・・・自爆装置? (-`,, )<兎に角、次のページ見せろ。
- 148 名前:和紙 12/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:31 ID:8goEqtnO
◎Tウィルス実験体について 前までの文を書いてた奴が自殺しやがった。 だからここからは俺が書く事にする。 まず、実験体とは、人為的に別の生物に感染させ、新たに生まれた生物であり 前の奴が言ったようにある一定の振動を与え Tウィルスを活性化するのを利用して作り出された生物の事である。 ( ,,^Д)<はいはい、そんなことで、3ページ目です (-`,, )<重要か微妙な所だな。
- 149 名前:和紙 13/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:31 ID:8goEqtnO
◎実験体-00 ゾンビ犬(ケルベロス) まず我々は、Tウィルスのテストとして、犬に投与してみた。 数時間後、犬は氏に、動き出した。 犬に投与する実験は一回で終了したが、予備に用意していた実験用の犬にも感染してしまい 全ての犬が氏んだ。 性格は凶暴、犬とはいえ人は軽く殺せる。 この実験体を「ケルベロス」と命名した。 ▼,,,,,, ζ゚皿;;) 試作生物兵器 /;;;メll:;ヽ ケルベロス とUーUO :::::::::::::::::::::
- 150 名前:和紙 14/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:32 ID:8goEqtnO
◎実験体-05 人型生物兵器(ハンター) Tウィルスをある一定の振動を与える事によって 活性化させることが出来るのが分かったのは丁度この時である。 これを利用して人の形に出来るのではないかと思い試みてできたのが「ハンター」である。 知的思考も可能で、攻撃性や運動性は「ケルベロス」とは桁が違う。 正に我々が生み出した中で最も実用価値のある生物兵器である。 しかし、こいつのおかげで、研究員が3人は氏んだ。 それだけ、危険も伴う兵器だと言う事だ。 .,、,,,,、 (メ:゚皿゚) (:::);;(;;;) 人型生物兵器 ヽミ)ヽミ) ハンター /メ;/);;;;) .(;;;;;;);;;;;) :::::::::::::::::
- 151 名前:和紙 15/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:32 ID:8goEqtnO
◎実験体-13-1 新型生物兵器・試作型(ヤーマ) ハンターから取れた情報を元に幾度となく実験を試みてみたがどれもこれも失敗に終っていた。 そんななかで唯一成功の先駆けとなったものがあった。 3度目の正直と言うか何と言うか・・・・ 実験5回目でやっと成功のもとなった生物兵器がこれである。 この兵器は今まで与えてきた振動の5倍の振動を与える事によって出来たものである。 大半のTウィルスは死滅したものの、一部のウィルスが生き残った。 それをハンターと同じように人型にしたのがこの「ヤーマ」である。 しかし振動が大き過ぎたのか、こいつは目が見えないらしい。 結局こいつも失敗作だったのだ。 lヽ,,,/l /⌒ヽ(/皿;;;;;;)/⌒ヽ, l);;;(;;;;;/;;;;;;llll;;ヽ);;(;;;;;l 新型生物兵器 l);;;(;;く)(;/;;;);(;;;;ヽ,;;;;;;! ヤーマ ヽ,;;;メ;,ヽミ);;;;;;;ヽ>>:/ ヽv/,/)(;;/ヽ;;;ヽ,' .ヽ;;;;ヽ. .ヽ;;;ヽ, .(;;;;;;;) (;;;;;;;;) :::::::::::::::::::::::::
- 152 名前:和紙 16/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:33 ID:8goEqtnO
◎実験体-13-2 新型生物兵器・完成型(ヤーマS) 前回の失敗を生かし作られたのがこの「ヤーマS」である。 今回は振動を5倍から3倍にして攻撃性や運動性よりも、思考性能や身体的優位に立つ事を目的とした。 結果こいつはちゃんと目が見えるらしいし、予想外に攻撃性や運動性も試作型より上回っていた。 つまり、あれだな。ドーピングのやり過ぎで逆に弱くなってしまったってのが試作だったのだ。 しかしこいつには一つ欠点があり、我々も気づかなかった。 凶暴すぎて思考が出来なかったのだ。 敵味方の判別が出来ずに、気付いた時には研究員は俺以外全滅。 そして俺も・・・;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ( ,,^Д)<どうやら、最後は自分の作り出してしまった 悪魔に殺されてしまったようですね。 アトハ血デヨメマセン・・・・ (-`,, )<自業自得だな。 で、次が一番重要なところだな。
- 153 名前:和紙 17/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:33 ID:8goEqtnO
◎Tウィルスの抗体について 5月13日の午後だったかな? Tウィルスが流出、多数の感染者がでた。 予定外の事で抗体などは作っておらず研究員の安否など考えられていなかった。 だから私は、この事をきっかけにTウィルスの抗体を作ることにした。 ( ,,^Д)<えぇ。確かに、ここが一番重要ですね。 (-`,, )<ここが無ければこの資料の意味無えからな。
- 154 名前:和紙 18/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:34 ID:8goEqtnO
私はあの振動でTウィルスの活性化が出来ると言う事は 逆にTウィルスを殺す対Tウィルス用ウィルスも出来るのでは? と、思い実験してみた。 そしたら、試作のウィルスが出来た。 ∧,∧ (:::::::::::)((ll-ll-ll)) ガガガ (:::ー'::)..ニニニニニ| |::: ::::ゝ.::::::::::::::::::::::.| し'`.J::::::::::::::::::::::::::.| :::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
- 155 名前:和紙 19/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:35 ID:8goEqtnO
それを、Tウィルスの入った試験管に入れた。 そして、それを顕微鏡で見てみると、見事にTウィルスが死滅していたのだ。 実験は成功した。 これで、沢山の人を救えると思った。 少なくともこの時まではそう思っていた。 しかし、それは無残な形で裏切られるのであった・・・ / ̄/'l ./ / l .,lヽ, .,、 /○/ .l ./.,l .ヽ ./ :l .`|'ー'|´/.l l / .l, ´ ̄`''ー-/ :,l |:::::|/ .l l / !/ :.,! 'ー' ./ ./l ./ ,i ::::::::::::::::::::::: ヽ,i |:::::| ./ .// / .,i ::::::::::::::::::::::::: .,l |ー|/ .// / l. :::::::::::::::::::::::::: ,l |o。| .// / ',ヽ:::::::::::::::::: . ,l | 。.|// / .ヽ .イ l ̄l/ / /'´´ヽ, :::::::::::::::/,--、,_, . ̄ ,/ / ヽー---‐‐/'::::::::::::::ヽ
- 156 名前:和紙 20/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:35 ID:8goEqtnO
時既に遅し。 正にその言葉通りだ。 既に研究員の大半がゾンビと化していた。 抗体とはいえ、感染者が氏んでしまっては、意味が無い。 つまり、自分のやってきた事は無意味だったのだ・・・ ∧,∧ (::::-::::) と::: :::) |:::::::::ゝ し'`.J :::::::::::::: ::::::::::: ..(`'l,(,`l,(`'l, .,l'´),l'´),l'´) l, .l,l, .l,l, .l, ,l .,l.,l .,l,l .,l (ヽ, l ..',l l,l ..l/') (`ヽ,l ..l,l ..l,l ..l ,/´) ヽ,`´~~`#;;:,:;"/ ヽ, ;;#;:`;; ;`´ / ヾ, ;:,,;:)(;;.イ ヽ, ;;; ; ;;; / ヽ, ;:,. .ヽ, ヽ );( / ヽ ,;:., ヽ
- 157 名前:和紙 21/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:35 ID:8goEqtnO
もはや、この抗体も意味の無いもの。 しかし、誰かがここに来て、その人がTウィルスに感染していることを想定し 私は、この研究所の地下3Fの第3ラボの隠し金庫にこの抗体を保管する事にした。 金庫を空ける為にはある暗号を解かなくてはならないが、簡単な暗号だ。 もし、この資料を見ているものがいたら、伝えよう。 ;;:; 文が道を切り開く . 9 3 E .ヽ;l;; ( ,,^Д)<・・・暗号ですか・・・ 最後ノアタリ、血デニジンデル・・・ (-`,, )<まぁ、つまりこう言う事だろ。
- 158 名前:和紙 22/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:36 ID:8goEqtnO
- :i!/´`,i!:
:i! i!: プル ( ̄( ̄`)──────────────→ :`'ー'´:プル  ̄  ̄´ .,l´⌒`l、 まず、地下3階でTウィルスのワクチンを取る。 .l`ー-ー'´l 次にこの研究所の自爆装置を作動させる。 | | |そして、その両方が終了した時点で・・・ | | ↓ /ー、 /ー/ ヽ,ヽ, l 、____ l_ l_ .l / 、,,/ ユ `ー--''' 、,,/ イエーイヽ(゚∀゚ )ノ ヽ( ゚∀)/ヌルポー ( へ (へ ) < / ※このAAはイメージです ``ー--------、,,,,,,,,,,,,,____ .____ノ´~`´ .`ー----、 ,,,------ー'´ ̄ ̄ ̄ ̄´ ヽ,/ ., lヽ, ,/:l .l, ヽ, .,_, /::::.,l l, `''´ ̄  ̄`'':::::::::,l .!,/ ....::::ヽ,! .,i ..:::::,i /`ー----、 ! '´ ` ...:::::,! ,/:::::::::::::::::/ i!, - ....::::,i!/::::::::::::::/ i!, .......:::::::::ノ::,ー,:::::/ .ヽ ....:::::::::イ_,//::/ ,,_(´`l,-ー,i´`j´`', ,ノ .//`''ー-,,_,, .,'' .l, `l, .,l`´,lヽ´ヽ, /'´ //. l:l `', .,,-、, .l, .l, ,l ,l l i!´! // l:l ::::::::::l, ヾ, .ヽ, l .l,l l,/ ,/:/l // .l:l ::::::::::l, .,lヽ, `´ ::::::::::./l;;l // i! :::::::::..i! ,i! .ヽ, :::::/ .l;;l .// i, :::::::::::i, ..i .ヽ .イ .l;;l// ! :::::::::::.! (´-`,, )<ってな感じだろ? ( ,,^Д)<脱出装置ってここに有ったんですね・・・
- 159 名前:和紙 23/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:37 ID:8goEqtnO
- .\:::::::::::::::::::::::::::::/:::::lゝく/::::::::ノ:l:::::
.\::::::::::::::::::::./::::::lゝく/::::::::/;,ノ:::: .\:::::::(:::./::::::::'=='.:::::::::/:/::::::: .\.(`,j'-ー'´`''ー-、,/:/::::::::: ` ,jヽ,::::::::::::::::::ノl;/::)):::::: ゝl`ー-ー''´,,ノ::::::ザッ `ー-ー''´::::::::::::::::::: .,-,-,-, \:::::::::::::::::::::::::: 〈 .' .' .'´`'っ \::::::::::::::::::::: ..ト . ,i,ヽ,´ .\::::::::::::::: ./、 ,l .i, .ヽ, \:::::::::: /ヽヽ, ! i `'ー-/l, \::::: ./ ヽ.,i´ ./:::::.i .\ .i! /.i!´ :::::::::,i /'ー‐--、 .{ 'ー-i, 、 , ::::::::::,l/ー,:::::::::/ i!, ヽ, ::::::::::::ノ/:/:::::/ .ヽ, `'、 ,_ ,_イ/:/;:/ 'ー--、i l`l `ー'´ /:/~`ヽ, i! l::l /:/ ::::::::ヽ, i l::l /:/ヽ, ::::::::::::ヽ (´-`,, )<あぁそうだ。兎に角時間が無えんだ。 さっさ済ませちまおうぜ。 ( ,,^Д^)<はいはい。
- 160 名前:和紙 24/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:37 ID:8goEqtnO
- ヽ,::::::::::::::::ヽ,;:,;.: | ;:;:,
.ヽ,::::::::::::∧∧ ;,:.;:[] ヽ,::::::(ー゚メ ) | ;: ヽ,:::(つ l)ヽ,.;:,,.;:;:| .ヽl'`l、 ヽ,:::ヽ, \ 'ー' `ー':::::::::ヽ, .;:.\ プシュー ヽ,:::::::::::::::::ヽ, ;:., ∨ .ヽ,:::::::::::::::::ヽ (ー゚メ )<あらら、あのオモチャ倒されちゃいましたか。 まぁ、そぉ言う時の為の計画も練っときましたから。
- 161 名前:和紙 25/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:38 ID:8goEqtnO
;:;:;:;:;:;.:;:;;.:,;:.;:,;.:;,:.;,:.;:,;:.;,:.;:,;:.;:,;.:;,:;.:,;.;;;;::;:,:::::. ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,;:;:;:;:;:;:;:;,:;.:;,:.;:,;:.;:,;:.;,:;.:;,:,;.;:;,:.;:,;:;:.;,;::;: ;;::; ;:;:;::;; :::;;:;: .∧,∧ ∞ヘ ii,∴'l ;:;:;: :;::: M (´-`;,) (;-д),∧ | | .(゚iiコ。;;) ;:;;;: :;::;: --'=mlニlllニ7 ( つ^Д) | | |と;;ii"と) ;::::; ;::, W / l_lとノ ヽ);と ヽ, | | |.|;;ll"'':| ;:;:;: ..;:::;; (、_ノヽ、) と,,ノ'(_,)Oニニニ/`'J ;::;; ;::::;: ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::: ;;:;::: ;:;:;:;:;:;:;,:;.:,;:.;:,;;;;:,;:.;;,;:.:,:;;:;;;;;::::::;.:,;:.;;,:;.:;:,:;.:;:::;:;:;::::::::; ;:;:::::::;:::,;.:;,:;;;;;:,.;::::::,;.:,::.;,;;::.::,::.;;,::.:::,.;:,:.:,:.;:,:.,;.: /"`) ,'´`) ,'"') / ,ノ/ .,ノ .i, .`i,i `! ,ー、 l, .、l,! ,lヽ, /´),_,i .i, .l . ヽ`,/ ,ノ l `,_j' 人,! i ー'!, ハ /' ヽ, ヽ .ゝ (` `ーノ ヘ 人 `、 ::::::::::::ヽ, ヽ ::::::::::::::::ヽ ※このAAもイメージです (ー゚メ,,)<しかも貴方達は僕の手の中で 動いているようなものなんですからね。
- 162 名前:和紙 26/26 ◆vN0XPCQpZk :04/06/02 22:38 ID:8goEqtnO
- ;:;:
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;:;: ;:,.~^;: ::::: ::::: .,_, ::::: 次は必ず殺りますよ .::::: /// ヽ, ;;, ;:;:;:`~";,,, #.; ::::: 必ずね・・・ハハハハハ ::::: /'ー-‐.ヽ ;::;. ::::: .::::: ;:;:,. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;:,;.: ;:;,:.;:,;:.:; ;:`~;: ,_, ,_, /(8)ゝ ;:;:." /(8)ゝ ;:;:.`  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ ./| ̄ ̄ ̄ ̄ .| \___/.;::;:| .,_____,.;:::;:;:::| \___/ |[]------- .| .| | ;:..;:;::| |NO3LAB→| ;::.;.| .| | .| ;:,. .|.;;:,..;:;|∞∧;:.;|.;;; .;;::| ´ ̄ ̄ ̄ ̄`::: |.,、,...,,,、 .:;::::| .| ;:;:,. ∧,ヘ;:;.| .∧,(-; ,).;| |..∧,∧,__, (゚皿゚メ;;).;::::,::;:| ∧,,,,,,,, `"、(;"σ。).| (Д^と ) | . -冫( ,,´-`)ウォウ .(;メノ;:....ヽ,; :::;:|(∀。;;::::) ∧,,,,, ∴<(つ#ζニニヽO).(/. ̄\ / /O .(ミノ;:,..(ミノ ̄ と;:;:*;:::@ (゚皿゚;;;) ''"`|;:メ;;:;| :| ./ ハ .> \(/ /> > ;:.|<#;<ヽ;:ヽ |;: ヽ#:ヽ と;:#;と) .──(,/`'J‐´(,,ノ(,ノ (,__,),ノ──────‐.(;:::;)(;:;::) .(;:_:.ハ;:;:;:) <∧;;;;;|;: ,(、─ ::::::::::: :::::::::::: ::::::::::: ::::::: :::::::: :::::::::::::::と(゚ロ。ζ@∞つ ::::::: ::::::::: ::::::: :::: :::::: :::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: __ ,_ ´ / .`,--, ./ ̄) .,-、 /´` ,--, .γー、 ,_/ 、 .γー、 ., , ,-、 ./ / / ,/ ./ー、' lー' ./ ./ ,/ / / /` ./ / / ./ /' lー' γー,/ ./ .`ー' _/、_ノ `ー' .ゝ,_ノ .`ー' .~ ~ . 'ー _/ ~ ~ `ー´ `ー' `ーイ .,____, |NEXT→12| ´ ̄ ̄ ̄ ̄`
|