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第2話

387 名前:KANPOU!1/2 :04/02/15 22:56 ID:H5YqcnEa
車だ…とにかく町から離れたい。町の外がどうなってるかは分からないけど
警察いや軍が封鎖をはじめてしまう前に…。
でもキーは取材用のカバンに入れて編集部においてきてしまったし
  …車パクるか。サラがいつものように車の鍵をかけ忘れていれば…
             
                    Σガチャ
       ./───────┬─┐
      │           │@│
      └───────┴─┘
          ./  ∩│
         │    │


開かない!?何で今日に限って…もうすぐそこまで,車の持ち主はじめ住人の
ゾンビが来てるのに。ん…?
    ───────ゝ
   ‖           \
   §∋           ..\
   ‖              \
   ‖  ∩        ┌─│
   ‖__≡_______|__.│     


助手席が開いてる…

388 名前:KANPOU!2/2 :04/02/15 22:58 ID:H5YqcnEa
間一髪滑り込めた。ちょっと足をかじられたけど傷は大したこと無い。
ただつかまれたり、噛まれたりただでさえだんだん気分が悪くなってるのに
急激に症状が悪化する気がする。風邪薬を使えば少しよくなるけど、のこりは
錠剤2ダース‐1。はぁ…

   ─────ゝ     ∫
     /∧ ζд゚)\    ∫  ┌──────┐
    ( *゜a)と  つ |   ∫ │ASOBRELLA .│────┐
     | / つ∴├■■    ∫ │FOR COLD 24│・・・・・・  │
    ζ_⊇    ■■    ∫ │      ※  │・・・・・♀ .│
        | 〒         └──────┘────┘

窓がいつまで持つか分からないし早く出そう。たしかサラはダッシュボードに
化粧ポーチを入れてたはず。眉バサミでエンジンがかかるはず。
不良時代の知識がまさか大人になってから役に立つとは…

てなわけで町外れの変電所まで来たけど、今の今まで人が乗っていたような
車がもう一台停まってる。アソブレラ?なんで営業の宣伝車がこんなとこに?

    ┌───┬───┐
    │     │     │      
    │     │     │
    │     ⇔     │
    │   ∧∧     │
    │   (  ;)     .│
    │   | つ。    .│
    └─〜  |───┘
        ∪∪

入り口の鍵はしまっている。ピックで開けれるタイプだからいいけど。
車の持ち主はどこへ消えたんだろう?周りにゾンビがいないのを確認して
私は鍵を開けた。中はだだっ広いホールだ。所々に撃ちぬかれた死体。
車の人が入ってから鍵を閉めたんだろうか。私も鍵を閉めた  〜第2回完〜

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